こんにちは！

四国竹林塗装工業株式会社（プロタイムズ新居浜店）西原です

 

日々、診断のご依頼をいただく中での劣化症状をご紹介します。

今回はセメント瓦のお住まいです

 

セメント瓦 とは

セメント瓦は、セメントと川砂のモルタルを原料に作った瓦で、戦後一番多く使用された屋根材です。

本体のセメント自体には防水性がないため、塗装による定期的なメンテナンスが必要になります。

 

 

診断の結果

屋根を撮影してみると瓦の割れ（欠け）がありました。

ただ、大きな欠けはなく下の瓦があるため大きな問題はなさそうです。

 

全体を撮影すると、一見とてもきれいな良い状態に見えます

 

しかし、カメラを近づけてみると…

表面の塗膜が劣化し割れているのが分かります

瓦を守るため再塗装が必要な状態です。

 

また、瓦の重なり部分が塗料で埋まってしまっています。

 

瓦の重なり部分は、雨水の排出のため隙間が必要です

瓦の横から入った雨水が下から排出されず、雨漏りの原因になります

 

一般的には、セメント瓦は厚みがあり、隙間がしっかりと確保できて、塗装をしても塗料で隙間が埋まることは少ないのです。

しかし、こちらのお住まいのように隙間がせまくなっている場合は、縁切り作業が必要です。

 

 

縁切りとは

屋根塗装の縁切りとは、瓦と瓦にすき間を作る作業のことです。

屋根塗装では、スレート瓦のような薄い屋根材の塗装の際は必ず必要になります。

 

↓↓↓　参考記事　↓↓↓

「縁切り」 と 「タスペーサー」 （スレート屋根塗装）

縁切りを忘れずに！スレート瓦の塗装

 

 

縁切りの方法は２種類あります。

①塗装完了後に皮すき等で塗膜を切る方法

②上塗り前にタスペーサーを設置する方法

 

当社では、塗膜を傷める心配のないタスペーサーの設置をオススメしています

 

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四国竹林塗装工業株式会社（プロタイムズ新居浜店）では

「お家の健康診断」を無料で行っております。

お家の健康診断では、外装劣化診断士が普段は見えない屋根や２階の外壁などをビデオカメラで撮影しながら劣化箇所を診断いたします。

診断結果は解説付きのDVDと報告書にまとめてお渡しします。

 

一度、ご自宅の劣化箇所を目で見て確認してみませんか？

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