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「ALC外壁」の劣化症状とメンテナンス
2019年02月26日(火)
外壁材の1つである「ALC外壁」の特徴とメンテナンスについてまとめてみました
●ALC(軽量気泡コンクリート)とは |
ALCとは、“Autoclaved Lightweight aerated Concrete” (高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の頭文字をとって名付けられた建材です。
スウェーデン発祥の素材で、セメント・生石灰・けい石・発泡剤を主原料としてボード(板)状に成型された外壁材です。
気泡などの空隙部分が全容積の80%を占め、断面はスポンジのような形状をしています。
水に浮くほど軽量なのに高強度のため、一般住宅以外にも、高層ビルや公共施設など様々な建物に採用されています。
サイディング同様、ボード状の外壁材のため、ジョイント部分はシーリング材で防水されています。
●劣化目安 |
8~10年
●劣化症状 |
・カビ・苔
・チョーキング
・塗膜の浮き・はがれ
・ひび割れ
・シーリングのひび割れ・破断
苔・カビ チョーキング
ひび割れ ひび割れ(10倍スコープ)
塗膜剥離 シーリング劣化
劣化症状については、こちらの記事をご覧下さい。
click! ⇒ 外壁の劣化を簡単にチェック!
●特徴とメンテナンス |
気泡をたくさん含む建材なので、遮音性・保温性に優れています。
また、軽量なので耐震性にも優れ、不燃のコンクリートが主成分のため耐火性に非常に優れています。
外壁材の中でも機能性が総合的に高いのがALC外壁の特徴です。
しかし、そのスポンジのような形状のため素材のため吸水性が高いので、新築時に必ず塗装による防水がされています。
塗膜(塗装の膜)が劣化し、水分が建物内部に浸入すると、外壁材そのものや建物の構造が劣化してしまいます。
ALC外壁は、他の外壁材に比べ吸水性が高いため、水が浸入すると一気に劣化が始まります。
劣化症状がみられたら、早めに塗装メンテナンスを行う必要があります。
また、ジョイント部分のシーリングも劣化をすると吸水の原因となりますので注意が必要です。
しかし、水に弱いという点を注意してしっかりメンテナンスすれば、50年持つと言われる高耐久の外壁材です。
●まとめ |
・ALCは非常に耐久性の良い外壁材ですが、水に弱いので塗装による防水が必要です。
・劣化症状がみられたら、早めに塗装メンテナンスをしましょう。
・シーリングのメンテナンスも重要です。
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