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お家の外壁材はなんですか?
2025年07月08日(火)
こんにちは
新居浜市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ新居浜店(四国竹林塗装工業)日之西です
外壁材もたくさん種類がありますが、外壁材はなんですか?と聞くとあまり分かっていない方もいらっしゃいます。 最近ではフリーメンテナンスをうたう外壁材などの高耐侯の外壁材も増えてきています! 確かに劣化はしにくいですが、きっちりとしたメンテナンスは必要になります。そこで、今回はお家の外壁材についてご解説いたします!
・窯業系サイディング
多くのお宅で使用されているのが窯業系サイディングになります。 80%程度はセメント成分、残りは増量材などで構成されています。 主成分がセメントのため、サイディング自体に防水性能はほぼありません。 そのため、表面の塗膜、目地や窓周りのシーリングで防水性能を付与して、内部に水が浸入しないようにしています。
特徴の一つとして、蓄熱性が高い特徴があります。塗膜の劣化やシーリングの劣化により水が吸水されるとサイディング自体が膨張し、太陽光の熱により収縮します。 この膨張と収縮を繰り返すことで反りに繋がる恐れがあります。一度反ってしまったサイディングは塗装では修復不可能になります。 水を浸入させないことも大事ですが、それと同時に表面温度を抑えてあげる事も大事になります! 遮熱性の塗料で施工すると、最大で10℃~20℃程度、表面温度を軽減させることができます。 反りへの影響も緩和されるでしょう!
注意1
・塗装、シールによる防水性能維持が大事なので、劣化には注意!
・反りが出た場合は塗装では修復が不可能。張り替え工事で余計な出費に、、、。
・直貼り工法の場合、非常にメンテナンスが重要!
・通気工法の場合は、水切りとの隙間が少ないと要注意!
注意2
・難付着系サイディングの確認
難付着系サイディングとは、フッ素・光触媒・無機などでコーティングされた高耐侯のサイディングのことです。 最近フリーメンテナンスとうたわれているのが、このタイプの外壁材になります。 見た目で判断するのは難しいですが、見分け方としては、 1.10年程経っているが、チョーキング現象が見られない。 2.2001年以降に建てられた。 3.ラッカーシンナーで拭いても表面塗膜が溶けない があります。難付着系サイディングに適した下塗り材を使用することにより、通常通りに塗装する事が可能です。 ただ、目地、窓周りのシーリングは劣化しますので、サイディングが健全でもシーリングの打ち替えが必要になる場合もあります。
↑※難付着サイディングに施工した塗膜が簡単に剥がれていく様子
金属系サイディング
成型・エンボス加工された金属板と裏打材によって構成された乾式工法の外壁材です。 素材の耐久性が高く凍害にも強いことが特徴です。 また、素材が軽量のため耐震性にもすぐれているところがあります。 欠点としては、衝撃に弱く傷つきやすく、素材が金属のため錆が発生してしまいます。錆を放置していると穴が開き交換工事が必要になる場合も、、、。
熱に弱く、遮音性が低いなどもあります。注意点としては、窯業系サイディングの注意点とほぼ同様です! ただ、ガルバリウム鋼板やアルミサイディングは、耐久性に優れているため、窯業系サイディングよりも塗装の必要性は低くなります。どの金属であっても最大の敵は錆です! 錆びさせないようにするのがメンテナンスの中心になります。
モルタル
セメントと砂(細骨材)を練り混ぜて作った材料で施工した湿式工法の外壁です。 ペースト状で施工しやすく防火性があるため、建築現場ではよく使用される材料です。 非常に丈夫なイメージがありますが、素材自体の防水性は低いため塗装をすることで防水性を付与しお家を守っています! 仕上げにも種類があり「リシン」「スタッコ」「ボンタイル」「左官仕上げ」などがあります。
モルタル下地外壁はひび割れが起こりやすいため、塗装時にはひび割れを覆うことができる弾性塗料が使用されます。近年では、微弾性フィラーを使用します。 微弾性フィラーで小さなひび割れをカバーし、上塗りは目的に合った高耐久性の塗料などを使用するのが大事になります!
鉄筋コンクリート
砂、砂利、水などをセメントで凝固させた人造石になります。建物を作るのに対して「自在に形成できて寿命が長い」という特性があります。 耐震性・耐火性・遮音性・耐熱性・耐久性に優れています。 鉄筋コンクリートはメンテナンスが非常に大切になってきます。コンクリートの内側には、鉄筋がいますので「ひび割れ」などから水が浸入すると「浮き」「爆裂」を起こすことが多い建物になります。爆裂が進行すると、コンクリートが欠落してしまい、最悪の場合大事故にも繋がりかねません、、、。 なので、非常にメンテナンスが大事になってきます。
注意
・コンクリートの仕上げ種類によって、塗装による防水性能の維持が必要
ALC
高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートで、セメント・生石灰・けい石・発泡剤を主原料として成型したスウェーデン発祥の素材になります。 気泡などの空隙間部分が全容積の80%を占めておりとても軽量です。 遮音性・保温性・耐火性に優れていますが、吸水性が高いため、外壁に使用する場合は必ず塗装による防水処理が必要になります。 またサイディング同様、ジョイント部分はシーリング材で防水されています。住宅だけでなく、高層ビルの素材などにも使用されています。
木板
「下見板」「羽目板」とも言い、材質は木材でできています。 最近では、施工性がよく安価なサイディングが出てきてあまり使用されることが少なくなりましたが、和風の住宅には今でも多く使用されています。木材のため、水の吸い込みが激しく「割れ」「反り」「釘抜け」などの劣化が起こりやすいです!
注意
・木板は比較的劣化が早いため注意が必要
・主に木部塗料には浸透性タイプと造膜タイプの二種類がある
・反り、腐食などは塗装では修復できません
タイル
高級感と重厚な印象を与えるため、外壁や床、内壁などに使用されています。耐久性や耐水性、耐候性が抜群に優れており、耐用年数が長いのが特徴になります。 タイル自体は、塗装ができず「割れ」「剥がれ」などの劣化は専門の業者にお願いする必要があります。
注意
・年月の経過とともに素材が劣化すると、割れや剥がれが発生します。 下地材の木材を腐食させたり、剥落して大きな事故に繋がる恐れもあります、、、。メンテナンスが必要な素材になります。
押出成形セメント板(ECP)
現場打ちコンクリートの約1.5倍の強度があります。緻密なコンクリートなので、乾燥収縮率が小さくひび割れしにくい建材になります。 耐震性・耐火性に優れており、中空構造のため遮音性にも優れています。 見た目は鉄筋コンクリートのような見た目ですが、板間の接合部分はシーリングで防水されています。 経年劣化し、シーリング部分から漏水してしまうと鉄筋コンクリートよりもリスクが高くなるので注意が必要です。 ただ、一般的には鉄骨の建築物に使われるもので、木造の住宅には使われることはほぼありません。
今回は外壁をたくさんご紹介させていただきました!
劣化症状なども外壁によって異なりますし、塗装の仕方も変わってきます。
うちの家は大丈夫かな?どういう塗装のやり方なのか? 疑問や分からないことがありましたら、お気軽にプロタイムズ新居浜店にご連絡ください
診断・見積りは無料です!!!
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